教室講師はプロのフォトグラファーではないので、プロのような写真技術が必要かというと全くそうではありません。ですが、サンプル写真・生徒さんの作品の写真・レッスンの工程写真など、自分で集客していく上では必ず写真が必要になってきます。私自身も、開業して間もない頃に数回フォトレッスンを受け、その後も独学で学んだりしています♡
教室講師なら必ず必要になるおしゃれな作品写真。すぐに真似できる!!おしゃれに撮るコツをまとめてみました^^
まずはじめに…
写真を撮るカメラですが、特別古い携帯でなければ、今の時代はスマホでも十分おしゃれな写真が撮れます。私も、最初は「一眼レフを買った方がいいのかな」と考えていた時期もありましたが、スマホで撮った写真でも「ちゃんとしたカメラで撮ってるの?」と聞かれることが多かったので、自信を持ってスマホの写真を使用していました。笑!!(結果、数年後に一眼レフも購入しましたが)
高画質な写真ももちろん素敵ですが、スマホでもおしゃれに撮れるということを、まずはじめに覚えておいてくださいね。
作品写真をおしゃれに撮るコツ
1.背景に困ったら基本は「白」
2.何を主役にしたいか決める
3.初心者さんは色を2〜3色に統一
4.おしゃれな写真には「余白」がある
5.小物選びは関連性を大切に
1.背景に困ったら基本は「白」
写真のイメージは、背景選びが重要ポイントになってきます。作品の写真を撮る時に、床やどこにでもある散らかったテーブルの上で撮るのではなく(もちろんおしゃれなテーブルもありますが♡)、どんなイメージを持って欲しいかを考えて背景選びをしましょう!木目ならナチュラルな感じ、白い大理石なら高級感、黒ならシックに格好よくなります。
背景に困ったら、とりあえず基本は「白」!!
これは間違いありません。背景に使うスタイリングボードはホームセンターなどで材料を揃えれば手作りもできますが、そこまで時間がかけられない方は購入したりオーダーする方が早いですよ。
過去に、撮影背景用のスタイリングボードを購入してすっごく写真が変わったので、アメブロで紹介したところ、他のアイシングクッキーの先生達も続々と同じものを購入されたという嬉しい出来事もありました。決してそのショップ様の回し者ではありませんが(笑)、また紹介しておきますので購入を検討されたい方はぜひどうぞ!
私の使用例を紹介していただいたスタイリングボードショップ様の記事はこちら
2.何を主役にしたいか決める
作品の写真を撮るときは、何を主役に撮りたいのかを決めて配置するようにしましょう。同じものをいくつも並べて写真を撮る時にも、「この一枚が主役だから、ここにピントを合わせる!」と決めることで、主役と脇役を考えてスタイリングすることができます!
- 脇役は見切れるように配置する
- 主役の下に脇役を重ねる
- 脇役は主役の奥に隠れるようにする
- 脇役はボカして撮影する
以上を意識すると、主役と脇役が分かる写真が撮れますよ♡
3.初心者さんは色を2〜3色に統一
おしゃれな写真には可愛い小物を使いたくなりますよね^^小物がないとおしゃれに撮れないわけではありませんが、作品だけのシンプルな写真は殺風景なカタログ写真のようになりがち。そこで、小物を取り入れたいな!と思うのですが、あれこれ並べると今度はガチャガチャした印象になってしまいます。
そのため、初心者さんは被写体の色を2〜3色に統一すると、おしゃれで全体の統一感が出ます!
例えばこちらの写真。
ピンク・白・グリーンでの3色で統一されています♡小物をごちゃごちゃ置かないで、同じ形のクッキーをバラバラっと重ねて少しお花を添えただけなのですが、色味が統一されていることでシンプルなのにおしゃれな印象ですよね。このように、作品や小物の色の数を少なめに抑えることが、おしゃれな写真のコツです。
4.おしゃれな写真には「余白」がある
おしゃれな写真の4つ目のコツは、写真の中に「余白」を作ること。写真の画面いっぱいに作品をドーンと持ってくるのではなく、主役となる被写体を左右どちらかの端に寄せたりして、反対側には「余白=空間」を残すんです!
そうすることで、作品を写真のど真ん中でデカデカとアピールする写真ではなく、どこかさりげないおしゃれ感を演出することができます。
サロン名や写真に入れたい文字がある方は、あらかじめ文字を入れるスペースも考慮して、主役の被写体をどこに持ってくるのかを決めましょう。
5.小物選びは関連性を大切に
最後は小物選びのコツ。小物選びは、基本的に主役となる被写体に関係のあるもの・連想してイメージできるものを使いましょう!
主役がお菓子ならコーヒーカップやお皿・フォークなど、食べるシーンを想像させる小物がオススメ。下の写真のようにクリスマスがテーマであれば、クリスマスを連想させる飾り・小物がいいですね。
一切関係のない小物を使うと違和感があるので、関連性のあるものを選ぶことで、グッとおしゃれ感が増します♡
まとめ
作品写真をおしゃれに撮るコツ、真似できそうなものはありますか?^^暗い部屋でササっと撮ったのが分かる写真よりも、きちんと光を上手く使っておしゃれに撮っている写真の方が、生徒さんの気持ちをワクワクさせることができます。それに、本物の作品の可愛さが写真で伝えられなかったら悲しいですよね。
一気に全て実践するのは難しいかもしれませんが、どれか一つでもおしゃれに撮るコツを活かして、SNSやブログに使う作品写真を撮ってみてください。
ちなみに…
この記事に使ったアイシングクッキーの写真は、全て私自身がアイシングクッキー講師時代にデザインして作った可愛い作品達です♡今は教室はやっていませんが、「あぁ悦子さんはこういうのを教える先生だったのねー^^」と思っていただけたら嬉しいです。笑
教室プロデューサー 高橋悦子
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